4月23日山出し祭の見どころ

2017年02月17日

今回はあと2か月余りに迫った「山出し祭」の見どころについてご紹介します。
4月23日に行われる「山出し祭」その年の気候にもよりますが
桜が咲く中の大祭となります。
出発地点は
長野県松本市波田6297(https://goo.gl/maps/CfoGyES3Eex
です。
出発の際は4本の御柱が揃っており、各柱で木遣りを唄うなどとても見ごたえがあります。
そこから、下り坂を曳き、お昼前には国道158号線(松本から上高地に向かう道・・・野麦街道)に入ります
158号線へ入る曲がり角は陸橋があり、陸橋の上から御柱の曳行が見渡せます。(https://goo.gl/maps/SWVFTbPKG1z
一之御柱・二之御柱は昼前に曲がり、三之御柱と四之御柱は昼食後に曲がります。


そこから永遠に島立地区まで御柱を曳行しますが
158号線(野麦街道)は上高地への観光の方が利用される道なので、
車線規制を行っていただき曳行させていただく際には反対車線の車の方々にも楽しんでいただいてます。
また枝垂桜などは満開で桜と御柱と氏子の法被がとても見ごたえある景色となります。
158号線を約8㎞半日かけて各柱の安置場所まで曳行します。


これだけではなく、春の訪れた信州で「人を見るなら一之宮(諏訪大社)、綺羅を見るなら二之宮(小野神社)、衣装見るなら三之宮(沙田神社)」と言われる沙田神社の御柱祭は見どころいっぱいです。
  
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Posted by 式内沙田神社 御柱大祭 イベント委員 at 18:57Comments(0)本部

式内 沙田神社

2017年02月14日

式内 沙田神社の歴史に関しては依然ご紹介させていただきました。
今日は現在の神社をご紹介したいと思います。

先ずは正面の鳥居です。
両脇に石灯籠が並び参道が続きます。

境内の入り口の鳥居です。
鳥居の手前左側にはご神木があります。


四之御柱はここから境内に曳き込まれます。

これが正面入り口からの社殿です。
社殿正面の左側に一之御柱、右側に二之御柱、奥の左側に三之御柱、奥の右側に四の御柱が建立されています。

境内の中をご覧いただきます。
社殿右側には「御手洗の池」があります。

今では水は全くありませんが池のような雰囲気があります。
社殿奥の左側に小さな碑があります。(三之御柱の奥)
これは「ものぐさ太郎の碑」と書かれています。
「ものぐさ太郎」は『御伽草子』渋川版の一編でこの辺りでは有名な昔話です。


ここに太郎のお墓があったとの言い伝えによるものだそうです。


これは裏の入り口の鳥居です。
一之御柱、二之御柱、三之御柱はここより曳き込まれます。



本年度の御柱大祭に合わせ信州にお越しの折はご参拝などいかがでしょうか。

  
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Posted by 式内沙田神社 御柱大祭 イベント委員 at 10:51Comments(0)本部

修祓の儀(本見立て)

2017年02月13日

幸いにも松本地域は本日透き通るような青空の一日でした。
そのような中、#御柱祭の大きなイベントの一つ「修祓の儀(本見立て)」が行われました。
神官による修祓の儀の後、木遣りの奉納も行われました。



本儀式には献木者の方にもご参加いただき、各柱の役員もそろって参加しました。



子の後3月5日には「根倒し」が行われ、4月23日の山出しを向かえます。



伝統ある#御柱祭を無事に成し遂げられますよう祈念するとともに
多くの方にこのお祭りを知っていただきたいと思います。

  
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Posted by 式内沙田神社 御柱大祭 イベント委員 at 00:26Comments(0)三之柱

2017年 式内沙田神社 主な行事日程

2017年02月09日

今日は本年度の御柱大祭にかかわる主な行事の日程をご紹介します。



1月28日 土曜日
 「結納の儀」  ・・・献木者、仲人、氏子総代、御柱総代、などの方々により行われました。
2月12日 日曜日
 「修祓の儀(本見立て)」
3月 5日 日曜日
 「根倒し」・・・ご神木を切出します。
3月19日 日曜日
 「四方締め」


4月23日 日曜日
 「山出し」・・・波田地区より島立の各柱安置場所までの曳行です。

9月24日 日曜日
 「里曳き・建立祭」・・・各柱が担当地区を曳行しながら、沙田神社に曳きこみます。その日に建立を行います。


是非、ご都合をつけていただき、「山出し」「里曳き・建立祭」をご覧ください。  
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Posted by 式内沙田神社 御柱大祭 イベント委員 at 15:33Comments(0)本部

式内沙田神社の式内は…

2017年02月08日

式内沙田神社の式内は…


文律令(りつりょう)時代の法典のなかで弘仁(こうにん)、貞観(じょうがん)の二式およびその後の式を集大成した『延喜式(えんぎしき)』(50巻)には、神祇(じんぎ)関係の法規が冒頭10巻にわたり記されている。その巻9「神名上」、巻10「神名下」は、それら神祇関係法規の適用される範囲の神社名を列記したもので、この2巻すなわち『延喜神名式』(『延喜式神名帳』ともいう)に登載された当時の官社3132座(一社で複数の祭神が登載された神社もあり、社数では2861社)を式内社という。したがって『延喜式』成立の927年(延長5)以前創建の神社となり、いずれも1000年以上の歴史的生命のある宗教施設となる。
とあります。

ちなみに松本周辺では

岡田神社
長野県松本市大字岡田下岡田芝宮1395
阿禮神社
長野県塩尻市塩尻町大宮6
阿禮神社奥宮
長野県塩尻市大字塩尻町字明神平
穂高神社本宮
長野県安曇野市穂高6079
穂高神社奥宮
長野県松本市安曇上高地明神池畔
があります。

由緒ある神社の大祭です。  
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Posted by 式内沙田神社 御柱大祭 イベント委員 at 13:04Comments(0)本部

修祓の儀(本見立て)

2017年02月07日

御柱大祭の大切な行事の一つ
「修祓の儀」が今週の日曜日(2月12日)に行われなます。
「修祓の儀」とは・・・?

一般的には結婚式の際などに
“神職がおはらいの言葉を述べた後、大幣(おおぬさ)を振って祓い清める儀式。一同起立し、頭を下げて受けます。”
とあります。

御柱においても「神職がおはらいの言葉を述べた後、大幣(おおぬさ)を振って祓い清める儀式。」は同じです。
見立てでご神木を決め、先月末にご親睦をご提供いただく方との「結納の儀」を執り行いました。
そしていよいよ「修祓の儀」です。

平成23年島立公民館報より(平成23年島立公民館報より)

一説にはこの儀式を持ってご神木となるとも言われます。


極寒のこの時期に各柱の役員が揃い、神職がご親睦を前に大幣(おおぬさ)を振って祓い清める。
とても厳かな儀式です。

儀式の様子はまた投稿させていただきます。

  
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Posted by 式内沙田神社 御柱大祭 イベント委員 at 17:05Comments(0)本部

沙田神社(御柱祭)の歴史

2017年02月06日

今日は少し歴史に関して記載してみます。

沙田神社は「信州三ノ宮(産の宮)」とも称される神社です。
主神は彦火火見尊、右相殿に豊玉姫命、左相殿に沙土煮命が祀られています。

歴史は古く、社伝によれば、
孝徳天皇の御宇大化5年(西暦649年 酉年)6月28日この国の国司勅命を奉じ初めて勧請し幣帛を捧げて以て祭祀す。
その後大同年間坂上田村麿将軍有明山妖賊征伐にあたり本社の御神力の効する所なりとて国司と議り社殿を造営する。
とあります。
これよりなんと1368年の歴史を持ち、今年の酉年は114回目を迎えたこととなります。

御柱祭は松本盆地の他の御柱祭と異なり、諏訪大社の形式で行われます。
史料で確認できる最も古い例は正徳3年(1713年)のようです。


300年以上も受け継がれてきた伝統あるお祭りを後世にもしっかりと受け継いでいきたいと思います。

  
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Posted by 式内沙田神社 御柱大祭 イベント委員 at 16:58Comments(0)本部

三之柱 縄綯い

2017年02月05日





本日小雪の舞うなか4本の柱で始めに曳き綱綯いを行いました。
7年に一度の行事…記憶を辿りながらも
追いかけ×2
ひげ縄×2
が2地区の協力により立派に綯い上がりました。

次のイベントは2月-2日の「修祓の儀」です。  
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Posted by 式内沙田神社 御柱大祭 at 15:20Comments(0)三之柱

沙田神社 御柱祭 ブログ立ち上げました

2017年01月19日

こんにちは
「御柱」と言えば諏訪です。
しかし、各地に御柱を行っている神社があります。
もちろん、諏訪ほど大きなお祭りではないのですが
それぞれの神社で趣向を凝らして受け継いできています。
その中の一つが我々の沙田神社 御柱祭

本年2017年酉年が沙田神社の御柱祭が行われる年です。
そこで、我々の御柱祭を多くの方に知っていただきたいと思い
ブログを立ち上げました。

今後、お祭りの内容、過去の話、本年度の取り組み等々
取り上げていきたいと思います。

コメント大歓迎です。

よろしくお願いいたします。  
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Posted by 式内沙田神社 御柱大祭 イベント委員 at 15:37Comments(0)本部